県内経済ニュース（5月）
県内
5.2◇ＪＡ秋田おばこ、赤字62億円
ＪＡあきたおばこ（大仙市）は、コメの直接販売による巨額の累積赤字や未収金を抱える問題で、県に第三者調査委員会による調査報告書を提出した。赤字額は３月末時点で約62億8,000万円に上ることが判明、米穀卸売業者に対する約12億5,600万円の未収金も明らかになった。
5.22◇秋田産ウイスキー開発
外食チェーン「ドリームリンク」（秋田市）や県総合食品研究センターなどは、秋田産ウイスキーを共同開発すると発表した。県内では現在ウイスキーは生産されておらず、今回の取組みが順調に進めば、約70年ぶりの県産ウイスキーの製造となる。2023年ころまでの商品化を目指す。
5.28◇大雨被害、土木関連47億円
18日から19日にかけて県内に降った大雨による土木関連施設の被害額が47億3,000万円になったと県が発表した。内訳は、河川施設が39億9,700万円、道路施設が６億9,800万円、公園施設が3,500万円。このほか農林水産施設関連が約12億5,700万円。今後被害は拡大する見込み。
5.28◇建設ＩＣＴ人材育成
ＩＣＴ（情報通信技術）を活用した建設業の担い手を育てるため、秋田県建設業協会や県など5団体は産官連携組織「ＩＣＴ東北推進協議会」を設立した。五城目町に研修拠点を開設し、ドローン（小型無人機）を使った測量から施工後の検査までを包括的に網羅した研修を行う。
