県内経済ニュース(8月)
県内
8.2◇最低賃金24円引き上げ
秋田地方最低賃金審議会は、県内の最低賃金(時給)を現行の738円から24円引き上げて762円とするよう秋田労働局長に答申した。引上げになれば15年連続。引き上げ幅、時給額とも現行制度となった平成14年度以降で最大となる。早ければ10月1日から適用される。
8.2◇ミドリムシでサプリ・地鶏
ミドリムシを使った健康食品事業を展開するユーグレナ(東京)は、県内企業2社の協力で、サプリメントと新たな比内地鶏を商品化した。サプリメント「みどり麹」を秋田今野商店(大仙市)と、新たな比内地鶏「み鶏」を農業法人折林ファーム(由利本荘市)とそれぞれ共同開発した。
8.11◇「わっぱ」複合施設、開業
伝統工芸品「大館曲げわっぱ」を製造・販売する柴田慶信商店(大館市)は、大館駅前に曲げわっぱを展示販売するギャラリーや、カフェ、共用オフィスなどが入る複合施設「わっぱビルヂング」を開業した。大館の街ににぎわいを創出する新たな拠点となることを目指す。
8.14◇かづの銘酒、新銘柄販売へ
外食チェーンのドリームリンク(秋田市)は子会社のかづの銘酒(鹿角市)の地酒「千歳盛」を使った3種類のブレンド酒を発売すると発表した。平成27年の全国きき酒選手権大会個人の部で優勝した、かづの銘酒の工藤功一取締役が開発。「壱」「弐」「参」の3種類を限定販売する。