県内経済ニュース(12月)
県内
12.1◇秋田市に男鹿市のアンテナ店
外食チェーンのドリームリンク(秋田市)は、JR秋田駅前に男鹿市のアンテナ店「秋田番屋酒場」をオープンする。男鹿市の郷土料理を提供し、観光情報なども発信する。これまで自治体と連携して東京都内へ出していたアンテナ店を秋田県内に開くのは初めて。
12.1◇米の生産目安、40万トン
国によるコメの生産調整(減反)が平成30年産から廃止されることに伴い、県や農業団体でつくる「県農業再生協議会」が30年産の「目安」を29年産並みの40万8,700トンとすることを決めた。これまで示していた市町村や地域ごとの目安は示さないことになった。
12.16◇小坂産ブドウ100%のワイン販売
小坂町の第三セクター「小坂まちづくり株式会社」が運営する小坂七滝ワイナリーは、初の商品「クリスマスヌーヴォー2017」の販売を始めた。町内産のブドウを100%使ったワインで、小坂町では特産の十和田湖のヒメマスや桃豚などの食材と組み合わせ、観光振興に役立てたい考え。
12.26◇有効求人倍率、過去最高
秋田労働局が発表した11月の県内有効求人倍率(季節調整値)は1.44倍となり、昭和38年の統計開始以来、過去最高を更新した。人手不足と企業の採用意欲の高まりにより、当面は高水準が続くとみている。職種別での偏りがみられることから、解消が課題となっている。