県内経済ニュース(10月)
県内
10.3◇タマネギの大規模栽培
大潟村あきたこまち生産協会(涌井徹社長)が秋田銀行や三井住友銀行と設立した「みらい共創ファーム秋田」がタマネギの大規模栽培に取り組むことを発表した。今回は約30ヘクタールで栽培を始め、400トンを収穫する計画。減反政策廃止後の農業経営モデルの構築を目指す。
10.13◇大規模風力発電所を着工
秋田銀行と中小企業5社などが出資した特別目的会社のA-WINDENERGY(秋田市)は10月下旬から潟上市で大規模風力発電所の建設を始めると発表した。1基当たりの出力2,350キロワットの風車を計17基設置する。総事業費は156億円で平成31年12月の発電開始を目指す。
10.24◇西村土建、自己破産申請へ
帝国データバンク秋田支店によると、土木工事会社の西村土建(能代市)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債総額は約10億円。昭和24年創業で、平成16年3月期は年間売り上げ約19億3,500万円を計上するも、27年3月期の赤字決算で債務超過に転落していた。
10.28◇秋田オーパ、オープン
秋田駅西口に「秋田オーパ」がオープンした。旧フォーラスを耐震化し、内外装を新しくしたビルで、地上8階、地下1階建て、売り場面積は約1万1,500平方メートル。アパレル、CD、書籍、カフェなど57店が入る。年内に8階に飲食店などが入り、60店を超える見通し。