県内経済ニュース(8月)
県内
8.4◇トヨタ系、本県初進出へ
トヨタ自動車グループの主要企業である自動車部品・工作機械大手のジェイテクト(本社:名古屋市)は今秋、秋田市に自動車向けソフトウエアの開発拠点を設ける。トヨタグループの県内進出は初めて。子会社を設立し、電動パワーステアリングなど自動車向けの組み込みソフトウエアを開発する。
8.7◇最低賃金22円アップの738円
秋田地方最低賃金審議会は本県の最低賃金を現行の1時間716円から22円引き上げ、738円とするよう秋田労働局の松本安彦局長に答申した。引き上げは14年連続で、最低賃金を時給に一本化した平成14年度以降、引き上げ幅、時給額とも最大となる。
8.21◇記録的大雨の被害復旧に163億円
県議会は臨時会本会議を開き、7月下旬の記録的大雨被害の復旧対策費を盛り込んだ総額163億2,013万円の平成29年度一般会計補正予算案等を可決、閉会した。県は道路などの公共土木施設の損壊と、農地冠水などの農林水産関係の被害額が合わせて約226億円に上ると報告。
8.28◇イオンが能代市に「開発行為許可」申請
イオンモール(本社・千葉市)が能代市の秋田自動車道・能代東インターチェンジそばに出店を計画している「イオン新能代ショッピングセンター」(仮称)について、能代市はイオンが着工に向けた開発行為の許可申請を行ったと発表した。市は2か月後を目途に許可する方針。